歯を失ってしまった方へ
〜インプラント治療〜
歯を失った原因を把握することが、
お口の健康を維持するために必要です。
歯を失ってしまう過程には何かしらの原因が必ずあります。

リリアーナデンタルクリニックGINZAでは治療に入る前に、患者様ご自身の歯についてお話しする時間を大切にしています。患者様からヒアリングすることで、患者様の癖や習慣など様々なお話しを聞くことができます。
歯を失ってしまう原因の大半は不慮の事故ではありません。患者様の生活習慣にこそ原因のヒントが隠されています。歯を補う材質などを検討する前に、きちんと歯を失った原因を把握しそれを踏まえた上で治療計画をたてることが重要と考えています。

歯を失う原因とは?
- むし歯で歯を抜いた
- 歯周病で歯が抜けてしまった
- 事故や転倒して歯が折れてしまった
歯を失った場合の治療の選択肢
スクロールできます
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ | |
---|---|---|---|
審美性 | ○ 天然歯と ほぼ同様 |
× バネが目立つ |
△ 金属部分が 目立つ |
歯の 健康状態 |
○ 他の歯への負担はない |
× バネをかける歯に負担がかかる |
× 隣の歯を削る必要がある |
耐久性 | ○ 半永久的 定期的なメインテナンスやセルフケアが必須 |
△ 平均7、8年 |
△ 平均7、8年 |
機能性 | ○ 天然歯と同様に 噛むことができる |
× 咀嚼機能が 低下する |
○ 天然歯と同様に 噛むことができる |
治療期間 | 約3か月~半年 | 約1、2か月 | 約1、2か月 |
保険 | × 保険適用不可 |
○ 保険適用可能 |
○ 保険適用可能 |
費用 | 高額 | 保険治療、自費治療で異なる 保険治療の場合は 比較的安価 |
保険治療、自費治療で異なる 保険治療の場合は 比較的安価 |
インプラント治療とは
インプラント治療とは、失った歯を人工の歯で補う治療法です。インプラント治療では、まずチタン製の人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。
インプラントは、自然な見た目と機能を持つため、自分の歯のように感じることができます。また、隣の歯を削る必要がなく、しっかりと固定されるため、安定した噛み合わせが得られます。
-
メリット
- 天然歯と同じ感覚で食べ物をしっかり噛める
- 入れ歯のように取り外しをする必要がない
- 他の健康な歯に悪影響がない
-
デメリット
- メインテナンスを怠るとインプラント歯周病になる可能性がある
- 保険適用外のため治療費が高額になる傾向にある
- 外科的手術が必要になる
当院の前歯インプラント症例


折れた前歯を修復したい
【年齢】37歳
【来院理由】前歯が折れてしまった。
【処置】折れた歯を抜き、インプラントで即日回復した。
インプラントと歯茎の移植を行った。
世界有数のインプラントメーカーが認めた技術力
当クリニックの院長は世界有数のインプラントブランドのデンツプライシロナ社のインプラントインストラクターです。

2001年医師になって以降、その後すぐにインプラントセンターにて勤務し、数多くの事例を経験し、その後世界的権威であるDr.LarsKristersonのインプラント外科にて直接指導を受けたり、ボストン大学審美·充填科を修了したり、海外の歯科医師たちとも連携し、その技術の研鑽を続けてまいりました。
世界有数のブランドのデンツプライシロナ社の「インプラントインストラクター」に任命され、この高い技術を患者様へ提供し、機能的で美しい歯を患者様へ提供したいと考えています。
歴史と研究が生んだ信頼のインプラントメーカを使用
当クリニックのインプラント治療では、デンツプライシロナ社のアンキロスとザイブを使用しています。
デンツプライシロナ社のインプラントメーカーは、多くの研究と長い歴史に裏付けられた信頼性があり、医学的にも高く評価されています。長期間にわたり優れた結果を保ち、失敗のリスクが極めて低いことが特徴です。
より正確な治療を行うためのサージカルステント
サージカルステントとは、事前にCTスキャンなどを用いて採取した歯型のデータをもとに作成されたレジン性のガイドで、インプラントの埋入位置や角度、深度を正確に再現するために使用されます。
サージカルステントの最大の利点は、インプラントの埋入がより正確に行えることです。これにより、手術の精度が向上し、エラーのリスクが低減されます。また、事前にシミュレーションを行うことで、手術中の不確定要素が減り、手術時間が短縮されるのも大きなメリットです。さらに、インプラント埋入時の神経や血管損傷のリスクを低減し、手術後の痛みや腫れを軽減することができます。歯茎の切開範囲を小さくすることにより、細菌感染のリスクも減らすことができるため、患者様の回復もよりスムーズになります。
静脈内鎮静法
静脈内鎮静法とは、インプラント手術中に行う麻酔法です。患者様の痛みや不安を軽減するために、ウトウトと眠っている感覚に近い状態になり、不安感や恐怖感を軽減し手術を受けることができます。
静脈内鎮静法をおすすめする方
- 手術に強い恐怖心があり緊張してしまう方
- 嘔吐反射が強い方
- 全身的な疾患を持った方
静脈内鎮静法の注意点
- 当日の車など乗り物の運転は禁止となります。ご来院の際はタクシーや公共交通機関の使用をお願いします。
- 術前の絶飲食が必要となります。
- 使用する薬剤にアレルギーがある場合、静脈内鎮静法を受けることが出来ません。
歯茎や骨の状態が
悪い場合の治療
インプラントは誰でもすぐに受けられる治療ではありません。
例えば骨や歯茎が足りない場合、まずはその状態を改善してインプラントを埋め込むのに充分な口腔内の状態を保つことが必要になります。

CTG(結合組織移植術)
CTGとは、インプラント治療を行う上で歯茎(歯肉)が足りない人に対して行う治療の一つです。
他の箇所から歯肉の一部分を採取して、厚みが足りない箇所へ移植します。口蓋(上顎の内側)から歯茎を採取することが多いです。
移植した歯肉は周囲の組織に生着しやすく、術後の状態が安定しやすいことが特徴です。また歯茎の仕上がりも自然になります。

GBR(骨誘導再生法)
GBRとは、インプラント治療を行う上で骨の厚みや幅が足りない人に対して行う治療の一つです。
骨を再生させる箇所を決めて、必要な空間を作りその箇所に骨再生誘導薬剤を注入します。
GBRは骨補填材を使用することで、従来の自家骨移植に比べて術後の身体への負担を軽減することができます。加えて、術後の合併症に対しても、従来の自家骨移植よりも比較的対応が容易です。
インプラントについての
よくあるご質問
-
Q
インプラントは誰でもできますか?
-
Aインプラントは開発されて40年以上の歴史があり体系化された医療行為です。できない方は全身的な持病を抱えた方やヘビースモーカーの方ですが、どんな方でも一度、歯科医師に相談することをお勧めします。時代はどんどんと変わっています。10年前と変わったこともたくさんあります。正しく知識と技術を高めている歯科医師であれば新しく正しい知識のもとインプラントの可否を判断してくれるはずです。
-
Q
インプラントとブリッジの違いを教えてください。
-
A
インプラントとブリッジどちらがいいのか?
これは歯科医師も患者様も悩んでいる課題です。はっきり言えることがあります。
論文や統計学てきにはブリッジはインプラントに匹敵するくらい長持ちしますし、問題も起こりにくい大変古くから行われてきた治療方法です。インプラントが発達した現代でも多くの歯科医師がブリッジを選択するのも事実です。なぜ結論が出ないのか?答えは簡単です・・・
どちらも一長一短あるからです。患者様によってかなり結果が違うのです!
確かにブリッジに偏った意見、反対にインプラントに偏った意見どちらもありますが、そもそも術式が違うのです。
例えばインプラントでとても高いレベルの結果を求めると歯茎の手術や骨の手術が必要となり、余計な痛い思いをしなければいけないですが、その代わりに周りの歯を削ったりする必要がないなどの利点もあります。ブリッジは周囲の歯を削りますし、清掃もしにくかったりしますが外科をしないで済むという利点があります。これらは担当する歯科医師の技術力ですごく差が出るという事実があります。悩んでいる場合は信頼出来る歯科医師にレントゲンやCTなどでしっかりと診査、診断をしてもらった方が良いでしょう。本当に上手い先生はブリッジもインプラントもケースごとに見事に使い分け、どちらでも良い結果を出せます。
偏った意見ばかりを言う人が実は一番正しい治療方法をわかってないと言い切れます。
-
Q
インプラントの治療期間を教えてください。
-
A
インプラントは状況によってまちまちですが約3か月から半年で治療が終了します。
オペ時間は一本が8分から15分です。インプラントは短時間のオペで、一日でも早く治療が終わればいいというものではありません。正しい治療方法を患者様ごとに見極めて行うことこそが最も大切になります。
丁寧で安全、そして安定した結果。
まるで車の宣伝のようですがその気持ちは通じ合うものがあると思います。
-
Q
インプラントの手術は怖いですか?
-
A外科手術を伴います。もちろん麻酔して行いますので手術中に痛いことはありません。手術に対する恐怖心がどうしてもある場合は、内科医または麻酔科医による静脈内鎮静法により寝てしまったような中で手術が可能です。ご相談ください。
費用
インプラントアバットメント+クラウン | ¥275,000 |
---|---|
インプラント埋入 | ¥275,000 |
インプラント代トータル | ¥550,000 |
支払いについて
-
治療費について
リリアーナデンタルクリニックGINZAではあらゆるお口のトラブル、インプラントに関するご相談を承っております。
治療費は現金、各種クレジットカード(一部を除く)、デンタルローン(分割)でのお支払いが可能です。治療にあたっては必ずお見積りを提示し、ご納得いただいてから治療を開始いたします。
-
医療費控除について
医療費控除とは、自分自身や家族のために、その年の1月1日から12月31日に支払った医療費がある場合に、一定の金額の所得控除を受けることができる制度です。
一年間で10万円を超える医療費を支払った人でしたら、確定申告をすれば税金が戻ってきます。インプラント治療でも「噛み合せの向上」が主な目的となっておりますので、治療目的と承認される場合があります。詳しくは、最寄りの税務署にお問い合わせください。
ジャックスのデンタルローン「Dentcure」

当院ではジャックスのデンタルローン「Dentcure」を導入しています。
デンタルローンとは、歯科治療費を分割して支払うためのローンです。デンタルローンを利用することで、治療費のお支払金額は月々3,000円から可能で、お財布に合わせた無理のないお支払い計画が立てられます。
治療の難しい前歯の
インプラントも対応

審美性で大きく印象が左右される前歯のインプラント治療は、奥歯に比べて埋入が難しいとされています。
前歯のインプラント治療をご検討の方はこちらのページも合わせてご覧いただけますと幸いです。